潜在意識を書き換えれば、
現実が変わる。
思い込みを変えれば、
人生が変わる。
そんな話を知って、
自分の中にある思い込みを探したことはないでしょうか。
「私は愛されないと思っているのかも」
「お金を受け取ってはいけないと思っている?」
「幸せになることを許可できていない?」
「どうせうまくいかないと思っているから?」
そして、
その思い込みを変えようとする。
新しい言葉を入れる。
考え方を変える。
ノートに書く。
何度も繰り返す。
少し楽になった気がすることもある。
それでも、
現実で何か起きると、
また同じ反応が出る。
すると今度は、
「まだ潜在意識が書き換わっていないのかもしれない」
と思う。
でも、
本当に見るところは、
「どうしたらもっと上手に書き換えられるか」
だけなのでしょうか。
「潜在意識」という説明が役に立つこともある
最初に分けておきたいことがあります。
この記事は、
「潜在意識なんて存在しない」
という話ではありません。
潜在意識という言葉を使うことで、
自分でも気づいていなかった考え方や反応に気づくことがあります。
「こんな思い込みを持っていたのか」
と分かって、
楽になることもあるでしょう。
それで苦しくなくなったのであれば、
それで構いません。
そとがわメソッドでは、
今まで使ってきた考え方を、
わざわざ捨てる必要はないと考えます。
方法は目的ではなく、道具だからです。
「まだ何かある」が始まることがある
ところが、
潜在意識について学んでも、
同じ問題が起きることがあります。
人の顔色が気になる。
断れない。
失敗が怖い。
お金の不安が消えない。
恋愛で同じことを繰り返す。
すると、
「まだ何か思い込みが残っているのでは?」
と考える。
探す。
見つける。
書き換える。
それでもまた反応する。
すると、
さらに探す。
「もっと深いところに原因がある?」
「幼少期?」
「親との関係?」
「ブロック?」
「無意識では、本当は望んでいない?」
こうして、
自分の中にある「直すべきもの」が増えていく
ことがあります。
反応が出たことと、書き換えに失敗したことは同じではない
たとえば、
「私は人に嫌われても大丈夫」
と思えるようになったとします。
以前より、
人の評価も気にならなくなった。
ところが、
ある日、
相手から冷たい返事が来た。
胸がざわつく。
「怒っている?」
と思う。
不安になる。
すると、
「やっぱり変われていない」
「潜在意識では、まだ嫌われることを怖がっている」
と思うかもしれません。
でも、
ここで実際に起きたことは、
相手から冷たいと感じる返事が来た。
そして、
自分の中に反応が起きた。
まずはそこまでです。
反応が起きたことと、「潜在意識の書き換えに失敗した」という説明は同じではありません。
「思い込み」は、いつ分かった?
ここで、
少し変わった見方をしてみます。
たとえば、
相手から返事が来ない。
不安になった。
そのあと、
「私は見捨てられると思い込んでいるんだ」
と考えた。
このとき、
実際に起きた順番を見ると、
出来事があった。
反応が起きた。
そして、
その反応について、
「見捨てられるという思い込みがある」
という説明がついた。
という見方もできます。
もちろん、
その説明が役に立つこともあります。
でも、
説明と、実際に起きている反応そのものは分けて見ることができます。
思い込みを変えなくても、反応は観察できる
そとがわメソッドでは、
最初から、
「この思い込みを変えよう」
とはしません。
何が起きた?
その出来事に、
何がついた?
何を予測した?
身体や感情には、
どんな反応が起きた?
そのあと、
何をした?
そして、
その反応や行動は、なぜ必要だった?
と見ていきます。
「私は愛されないと思っている」
という大きな答えを先に作らなくても、
実際に起きた一つの出来事から見ることができます。
「書き換えなきゃ」が二つ目の問題になることもある
不安になった。
ここまでは、
最初の反応です。
そこから、
「また不安になった」
「まだ潜在意識が変わっていない」
「もっと書き換えなきゃ」
となる。
すると、
最初の不安に加えて、
不安になった自分を問題にする反応
が起きます。
さらに、
「ちゃんと書き換えられていない私」
まで直す対象になる。
すると、
苦しさをなくすために始めたことが、
いつの間にか、
自分の中に直す場所を増やしてしまうことがあります。
「潜在意識を変える」が新しい正解になっていないか
潜在意識について知る前は、
ただ、
「人の顔色が気になる」
だった。
知ったあと、
「人の顔色が気になるのは、潜在意識に原因がある」
となる。
さらに、
「原因を見つけなければ」
「書き換えなければ」
「書き換われば気にならなくなるはず」
となる。
すると、
人の顔色が気になっただけで、
「まだできていない」
という採点が始まります。
ここで、
潜在意識という考え方そのものが悪いわけではありません。
見るのは、
その考え方を使って、自分に何をしているのか
です。
思い込みがあってもなくても、今起きていることは見られる
本当に、
深いところに思い込みがあるのかもしれません。
ないのかもしれません。
この記事では、
そこを決めません。
どちらであっても、
今この瞬間に、
何が起きたのかは見ることができます。
出来事。
いろづけ。
予測。
反応。
行動。
その行動が必要になった理由。
それを見ていくために、
「潜在意識の本当の原因」を特定できるまで待つ必要はありません。
「書き換える」から「見る」へ
潜在意識を書き換える。
思い込みを変える。
ブロックを外す。
それによって、
楽になる人もいるでしょう。
そとがわメソッドは、
それを否定するものではありません。
ただ、
何度書き換えても、
現実で何か起きると同じ反応へ戻るなら、
もう一つ、
見る場所を増やすことができます。
「何を変えれば反応しなくなる?」
ではなく、
「今、この反応はどうやって成立している?」
を見る。
直す前に、
まず仕組みを見る。
そうすると、
「潜在意識を変えられていない自分」
という新しい問題を作らずに、
今起きていることを見ることができます。
潜在意識を知らなくても、自分の反応は見られる
潜在意識について学んできたことを、
捨てる必要はありません。
それによって、
自分を理解できたことがあるなら、
それもそのままで構いません。
ただ、
「まだ書き換わっていない」
「もっと深い原因を見つけなきゃ」
と、
自分の中を探し続けているなら。
一度、
原因探しから離れて、
今起きている反応そのもの
を見ることもできます。
そとがわメソッドの無料講座では、
出来事と、
その出来事についた「いろづけ」、
そこから起きる反応を、
順番に分けて見ていきます。
よくある質問
潜在意識は存在しないということですか?
この記事では、潜在意識の存在そのものを否定していません。
潜在意識という説明を採用するかどうかとは別に、実際の出来事と、そのとき起きた反応を観察することはできます。
思い込みを書き換えることは意味がないのですか?
そういう話ではありません。
それによって楽になるのであれば、一つの方法として使えます。
ただ、書き換えても同じ反応が起きるたびに「まだ自分には問題がある」となるなら、その反応が成立している仕組みを見る方法もあります。
同じ反応が出るのは、潜在意識が変わっていない証拠ではありませんか?
反応が起きたという事実だけから、その原因まで確定することはできません。
まずは「何が起きて、何がついて、どんな反応になったのか」を分けて見ることができます。
潜在意識を変えなくても変化するのですか?
そとがわメソッドでは、変化そのものを直接の目標にはしていません。
自分の中で何が起きているのかが見えることで、それまで自動的だった行動以外も選べるようになる。その結果として、反応や行動が変わることはあります。
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「まだ書き換わっていない」を、新しい問題にしなくてもいい
不安になった。
人の顔色が気になった。
断れなかった。
また同じ反応が出た。
そのたびに、
「まだ潜在意識が変わっていない」
「もっと深い原因があるはず」
と、自分の中から次の修正箇所を探さなくても構いません。
実際に何が起きたのか。
そこに何がついたのか。
何を予測したのか。
どんな反応が起きたのか。
そして、なぜその行動が必要になったのか。
原因の名前を先に決めなくても、今起きていることを見ることはできます。
潜在意識について学んできたものを捨てる必要もありません。
「書き換える」以外の見方も使って、自分の反応を見てみたい方は、無料講座0時間目からご覧ください。

そとがわメソッド開発者。心理学・自己啓発・潜在意識などを学んでも自己否定が終わらなかった自身の経験から、「自分を変える前に、何が起きているのかを見る」そとがわメソッドを開発。著書『自分を否定しない練習』。
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