叶えたいことがある。
もっとお金がほしい。
好きな仕事をしたい。
理想のパートナーと出会いたい。
今の仕事を辞めたい。
もっと自由に暮らしたい。
だから、
願いを明確にする。
叶ったところをイメージする。
すでに叶ったように感じてみる。
「ある」に意識を向けようとする。
それなのに、
なぜか苦しくなることがあります。
「まだ叶っていない」
「いつ叶うんだろう」
「何かやり方が間違っている?」
「執着しているから叶わない?」
今度は、
願っている自分まで気になってくる。
そんなとき、
本当に「願うこと」が問題なのでしょうか。
少し分けて見てみます。
願いがあることと、不足していることは同じではない
たとえば、
「今の仕事を辞めて、好きな仕事だけで暮らしたい」
と思ったとします。
ここで実際に起きたことを分けると、
まず、
「こうなったらいいな」という願いがある。
それだけです。
でも、そこに、
「今はまだそうなっていない」
「今のままではダメ」
「早く叶えなければ」
「叶っていない私は不足している」
という意味がつくことがあります。
すると、
同じ願いでも、
だんだん苦しくなってきます。
願いそのものと、
「今は足りない」という意味は、同じものではありません。
「叶えたい」と思ったあと、何が起きている?
そとがわメソッドでは、
「願っていいのか」
「願わない方が叶うのか」
という正解を先に決めません。
その代わり、
願いが出たあと、
自分の中で何が起きているのかを見ます。
たとえば、
「もっと収入を増やしたい」
と思った。
その瞬間は、
ただの希望だったかもしれません。
ところが、
今の収入を見る。
まだ変わっていない。
すると、
「やっぱり叶っていない」
という意味がつく。
焦る。
方法を探す。
成功例を見る。
自分と比べる。
「何が足りないんだろう」
と考える。
さらに、
「こんなに気にしているから執着しているのかも」
と考える。
すると今度は、
叶っていないことだけでなく、叶えたがっている自分まで問題になります。
「願うから叶わない」とは限らない
ここは分けておきたいところです。
「欲しいと思うことは、今ないと認識することになる」
「執着すると叶わない」
「手放したら叶う」
といった説明を聞くことがあります。
でも、
そとがわメソッドでは、
願ったから現実が叶わなくなる
という因果関係を決めません。
願ったことと、
その後に現実で何が起きるのかは、
別の話だからです。
見るのは、
「願ったから叶わないのか」ではなく、
願ったあと、自分の中で何が起きているのか。
です。
「手放さなきゃ」が新しい課題になることもある
引き寄せについて学んでいると、
「執着を手放す」
という言葉に出会うことがあります。
すると、
叶えたい気持ちが出るたびに、
「また執着している」
と思うことがあります。
気になる。
↓
執着している。
↓
執着しているから叶わない。
↓
手放さなきゃ。
↓
まだ気になる。
↓
やっぱり手放せていない。
こうなると、
最初は願いだったものが、
いつの間にか、
「正しく願えているか」という自己採点
に変わることがあります。
「あると思わなきゃ」でも同じことが起きる
「ない」ではなく、
「ある」を見よう。
そう考えることもできます。
でも、
「あると思わなきゃ」
となった瞬間、
また別の基準ができます。
不安になった。
「ない」を見てしまった。
焦った。
疑ってしまった。
すると、
「また引き寄せから遠ざかった」
と思う。
ここでも、
不安そのものより、
不安になった自分への二次的な反応
が増えていることがあります。
「ある」を見ることが悪いわけではありません。
「ない」を見ることが悪いわけでもありません。
ただ、
どちらかを、
叶えるために守らなければならない正解
にしたとき、
苦しさが増えることがあります。
願いは願いのままでもいい
「こうなったらいいな」
と思った。
それは、
その時点で起きたことです。
旅行に行きたい。
もっと稼ぎたい。
好きな人と一緒にいたい。
仕事を辞めたい。
家がほしい。
何でも構いません。
そこから、
「今ないから不幸」
になることもあれば、
「叶えなければ」
になることもある。
「執着してはいけない」
になることもある。
でも、
最初にあったのは、
ただ、
「こうなったらいいな」
だったかもしれません。
願いを消さなくても、
そのあとについてきたものを、
分けて見ることはできます。
「叶っていない今」は、本当に問題なのか
願いがあると、
今と未来を比べることがあります。
理想の未来。
今の現実。
その差を見る。
すると、
「まだここ」
「全然足りない」
「いつまでこの状態なんだろう」
と思うことがあります。
でも、
ここでも分けられます。
今の状態があること。
そして、
その状態を「足りない」「早く抜けなければならない」と見ていること。
これは同じではありません。
もちろん、
嫌な仕事を辞めるために転職活動をしてもいい。
収入を増やすために仕事をしてもいい。
欲しいものを手に入れるために行動してもいい。
「今を受け入れる」と、
何もしないことも同じではありません。
行動することと、引き寄せることも分けられる
願いがある。
そのために、
何かをする。
これも自然なことです。
転職したいから求人を見る。
売上を増やしたいから商品を作る。
誰かと出会いたいから人と会う。
家がほしいからお金を貯める。
その行動を、
「叶っていない証拠」
にする必要もありません。
逆に、
「行動したら宇宙を信頼していないことになる」
と決める必要もありません。
願い。
行動。
結果。
そして、
それぞれについた意味。
一緒にすると分かりにくくなるものを、
一度分けてみます。
引き寄せを信じるかどうかを決めなくても見られる
引き寄せについては、
さまざまな考え方があります。
「意識が現実を作る」
と考える人もいます。
偶然や認知、行動の変化として説明する人もいます。
そとがわメソッドでは、
そのどちらを信じるべきかを決める必要はありません。
引き寄せを信じていてもいい。
信じていなくてもいい。
実際に願いが叶った経験があってもいい。
「全然叶わない」と感じていてもいい。
どの場合でも、
その出来事を自分がどう見て、そこから何が起きているのか
は見ることができます。
「叶える方法」から少し離れて見る
願いがなかなか叶わないと、
方法を探したくなることがあります。
もっとイメージする?
アファメーション?
感謝する?
執着を手放す?
行動する?
何もしない?
それらを試すこと自体は問題ありません。
でも、
方法を探すたびに苦しくなっているなら、
一度、
問いを変えてみることもできます。
「どうしたら叶う?」
ではなく、
「叶えたいと思ったとき、今の私は何を問題にしている?」
そうすると、
少し違うものが見えることがあります。
関連するテーマ
「どうすれば変われる?」と方法を探し続けている場合はこちら。
→ 「どうすれば変われる?」を繰り返してきた人へ|問いを変えると見る場所が変わる
心理学などを学んでも、現実では同じ反応へ戻ってしまう場合はこちら。
→ 心理学を学んでも変わらないのはなぜ?何度自分を直しても終わらない人へ
頭では分かっているのに、実際の場面になると同じ反応が起きる場合はこちら。
→ 「分かっているのにできない」は知識不足ではない|そとがわメソッド
願いをなくすのではなく、その周りで起きていることを見る
願いがある。
叶えたい。
まだ叶っていない。
焦る。
気になる。
方法を探す。
それを、
全部まとめて、
「執着」
と呼ばなくても構いません。
ひとつずつ分けてみる。
すると、
最初の願いと、
そのあとに起きている反応が、
別のものとして見えてくることがあります。
そとがわメソッドの無料講座では、
こうした反応を、
良い・悪いで直すのではなく、
出来事と、
そこについた「いろづけ」、
そこから起きた反応を、
順番に分けて見ていきます。
よくある質問
引き寄せは存在しないということですか?
この記事では、引き寄せが存在するかどうかを結論づけていません。
そとがわメソッドで見ているのは、「願ったら現実がどうなるか」ではなく、願ったときに自分の中で何が起きているのかです。
欲しいと思うと「ない」に意識が向くのですか?
そうなる場合もありますが、必ずそうなるとは限りません。
「欲しい」という願いと、「今ないから不足している」という意味は分けて見ることができます。
執着は手放した方がいいですか?
「手放さなければ叶わない」とすると、今度は手放せているかどうかが新しい自己採点になることがあります。
まずは、何を執着と呼んでいるのか、そのとき何が起きているのかを見ることができます。
願いが叶うためには何をすればいいですか?
そとがわメソッドは、願望を実現する方法を提供するものではありません。
必要だと思う行動を選ぶこともできますし、その行動をしようとしたときに何が起きているのかを見ることもできます。
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まずは無料講座から
ここまで読んで、
「自分の中で何が起きているのか、もう少し見てみたい」
と思った方へ。
そとがわメソッドでは、
出来事と、
その出来事についた「いろづけ」、
そこから起きる反応を、
順番に分けて見ていきます。
何かを信じる必要はありません。
今まで学んできたものを、
捨てる必要もありません。
それぞれが見ていたものを、一枚の地図で見てみませんか。

そとがわメソッド開発者。心理学・自己啓発・潜在意識などを学んでも自己否定が終わらなかった自身の経験から、「自分を変える前に、何が起きているのかを見る」そとがわメソッドを開発。著書『自分を否定しない練習』。
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