0時間目|分かっているのに、なぜ同じことを繰り返すのか

分かっているのに、なぜ同じことを繰り返すのか

「どうすれば変われるか」を考える前に、まず見てほしいことがあります。

自分を大切にすることも、
嫌なことは断っていいことも、
人との境界線や自分軸についても、
たぶん、もう知っている。

心理学や自己啓発などを学び、
自分なりに考えたり、実践したり、
実際に変えてきたこともあると思います。

それでも現実では、

  • 断っていいと分かっているのに、断れない
  • 気にしなくていいと分かっているのに、気になる
  • 考えすぎだと分かっているのに、考え続けてしまう
  • 自分を責めなくていいと分かっていても、自分に原因を探してしまう

そんなことがあります。

すると、

「まだ理解が足りないのかな」
「ちゃんと実践できていないのかな」
「もっと気をつけた方がいいのかな」

と、また自分を直そうとすることがあります。

でも、いろいろやってきたのに同じ苦しさが終わらないとしたら、

「私はこれ以上、何を直せばいいんだろう」

となってしまいます。

この0時間目では、

「どうすれば変われるのか」ではなく、
「なぜ、その場面では、その反応や行動が必要になったのか」

というところから見ていきます。


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分かっているのに、なぜ同じことを繰り返すのか

こんにちは。
そとがわメソッド無料講座、0時間目です。

この講座を見ている方の中には、

「頭では分かっているのに、実際にはできない」
「もうやめたいと思っているのに、また同じことをしてしまう」

そんな経験がある方もいると思います。

この0時間目では、

「じゃあ、どうすれば変われるのか」

その方法を考える前に、少し違う場所から見てみたいと思います。

たぶん、もう知っている

たぶん、もういろいろ知っていると思うんです。

自分を大切にすること。
嫌なことは断っていいこと。
人との境界線や、自分軸。

思い込みや、自己否定についても、これまで心理学や自己啓発などを学んできた方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。

そして、ただ知っているだけではなく、自分なりに考えたり、実践したり、実際に変えてきたこともあると思います。

それでも、現実ではまた同じことが起きる

それでも、実際にその場面になると、また同じことが起きる。

断っていいと分かっているのに、断れない。
気にしなくていいと分かっているのに、気になる。
考えすぎだと自分でも分かっているのに、考え続けてしまう。

自分を責めなくていいと分かっていても、何か起きると、

「私の何が悪かったんだろう」

と探してしまう。

知っていることと、実際にその場面で起きる反応は、必ずしも同じにはなりません。

だから、また自分を直そうとする

そうすると、

「まだ理解が足りないのかな」
「ちゃんと実践できていないのかな」
「もっと気をつけた方がいいのかな」

と、また自分を直そうとすることがあります。

もちろん、必要なところを改善すること自体が悪いわけではありません。

でも、

考え方も見直した。
言い方も変えた。
気をつけることも増やした。

それでも同じような苦しさが終わらないとしたら、

「私はこれ以上、何を直せばいいんだろう」

となってしまいます。

ここで、見る場所を変えます

そこで、この講座では、ここで少し見る場所を変えます。

「どうすれば変われるんだろう」

だけではなく、

なぜ、その場面では、その反応や行動が必要になったんだろう。

というところを見てみます。

反応や行動だけを見て、すぐに直そうとするのではなく、まず、

「なぜ、そうなったんだろう」

と見てみるんです。

たとえば「断れない」

たとえば、頼まれたことを断れない。

「嫌なら断っていいよ」

と言われたら、そんなことはもう分かっているかもしれません。

それでも、実際に頼まれた瞬間には、

「大丈夫です」

と言ってしまう。

だとしたら、

「どうすれば断れるようになるんだろう」

だけではなく、

なぜ、その瞬間は、断らない方が選ばれたんだろう。

と見てみます。

断らない方が自然だったとしたら

たとえば、その瞬間に、

断ったら相手を困らせる。
嫌われるかもしれない。
関係が悪くなるかもしれない。

そんなことが自分の中で起きていたとします。

だとしたら、その人にとっては、その瞬間、断ることよりも、引き受けることの方が安全に感じられるかもしれません。

そう考えると、

「断れない自分はダメ」

だけではなく、

なぜ断らない方が自然だったのか

という見方ができるようになります。

自分を責めるときも同じ

これは、自分を責めるときも同じです。

「自分を責めない方がいい」

それも、もう知っている。

でも、誰かに何かを言われたり、相手の機嫌が悪くなったりすると、

「私、何かしたかな」
「言い方が悪かったかな」

と、自分の中に原因を探し始める。

そんなときも、

「自分を責めないようにしよう」

とする前に、

なぜ私は、自分に原因を探す必要があったんだろう。

と見てみます。

結果だけを見ると

結果だけを見ると、

「また断れなかった」
「また考えすぎた」
「また人の顔色を気にした」
「また自分を責めた」

ということだけが残ります。

すると、

「またできなかった」
「やっぱり変われていない」

となりやすい。

でも、ここで見ているのは、最後に出てきた行動だけなんです。

その行動だけが突然出てきたわけではない

でも、その行動だけが、突然出てきたわけではありません。

その行動になるまでに、自分の中で何かが起きています。

この講座で見ていきたいのは、最後に出てきた行動だけではなく、

そこに至るまでに、何が起きていたのか。

というところです。

最初から反応をなくそうとはしない

だから、この講座では最初から、反応をなくそうとはしません。

正しい考え方に変えようともしません。

まず、今まで自動で起きていたことを、少しずつ見えるようにしていきます。

そうすると、

「またできなかった」

だけだったものが、

「なんだ。だから私は、あのときこうしていたのか」

と見えることがあります。

見えなかったときと、見えるようになったとき

見えていなかったときは、何かに反応して、そのまま、いつもの行動をする。

それが自動で進んでいました。

でも、

「今、自分の中でこれが起きている」

と分かるようになると、いつもの行動以外も、検討できることがあります。

もちろん、気づいたからといって、毎回必ず違う行動ができるわけではありません。

でも、今まで一つしかなかったものに、別の選択肢が入る余地ができます。

目指すのは、反応しない人ではない

なので、この講座で目指しているのは、

不安にならない人になることでも、
感情を消すことでも、
何が起きても平気な人になることでもありません。

不安になることもある。
腹が立つこともある。
傷つくこともある。

そういう反応まで、全部なくそうとするわけではありません。

今まで自動だったものを、少しずつ見えるようにする。

そして、そのあとに取る行動を、少しずつ選べるようにしていく。

選べる行動を増やしていく。

それが、この講座で目指していることです。

次の1時間目へ

では次の1時間目から、実際に一つずつ見ていきます。

最初のテーマは、

「考えたくないのに、なぜ考えてしまうのか」。

ここでも、

「考えすぎを止めるにはどうすればいいのか」

というところからは始めません。

もう考えたくないと思っているのに、

なぜ、それでも考え続けることが必要になっているのか。

そこから、私たちの中で自動的に起きている反応を見ていきます。

それでは、1時間目に進みましょう。

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