そとがわメソッド 基礎講座

「分かっているのにできない」の前で、何が起きているのか

自分を大切にすること。

嫌なことは断っていいこと。

人との境界線や、自分軸。

自己否定をしないこと。

心理学や自己啓発などを学んできた方なら、すでに知っていることがたくさんあると思います。

実際に、考え方を見直したり、行動を変えたりしてきた方もいるでしょう。

それでも、こんなことはありませんか。

  • 断っていいと分かっているのに、断れない。
  • 気にしなくていいと分かっているのに、気になる。
  • 考えすぎだと分かっているのに、考え続けてしまう。
  • 自分を責めなくていいと分かっていても、何か起きると自分の悪いところを探してしまう。

すると、また新しい答えを探したくなることがあります。

「まだ理解が足りないのかな」

「ちゃんと実践できていないのかな」

「次は何を直せばいいんだろう」

でも、ここにはもう一つの見方があります。

そもそも、なぜその場面で、その反応や行動が必要になったのでしょうか。

私たちが何かを感じたり、考えたり、行動したりするとき、その結果だけが突然現れるわけではありません。

そこには、出来事の受け取り方、意味づけ、身体の反応、記憶、予測など、さまざまな働きが関わっています。

そとがわメソッド基礎講座は、これらをひとつの構造として整理し、人間がどのような仕組みで反応し、行動しているのかを理解するための講座です。

いわば、「人間の取り扱い説明書」を読む講座です。

受講料:50,000円

スライド・ナレーション・ワーク/個別Q&A 60分×1回

→ 基礎講座を受講する


結果だけを見ると、「またできなかった」になる

たとえば、頼まれたことを断れなかったとします。

結果だけを見れば、「また断れなかった」です。

そこから、

「もっと自分を大切にしないと」

「まだ人の顔色を気にしている」

と自分を評価することもできます。

でも、その行動に至るまでには、何が起きていたのでしょうか。

頼まれたとき、何を受け取ったのか。

断ることが、その人にとってどんな意味になったのか。

身体や感情では、何が起きていたのか。

これまでの経験や記憶は、どう関わっていたのか。

そして、なぜ「引き受ける」という行動につながったのか。

ここまで見ると、同じ「断れなかった」という結果にも、これまで気づかなかった背景が見えてくることがあります。

「断れなかった自分をどう変えるか」だけではなく、**「なぜ断らないという行動が必要になったのか」**を見ることができます。

基礎講座で扱うのは、こうした結果に至るまでの仕組みです。


バラバラに見える悩みを、仕組みから見る

考えすぎる。

不安になる。

人の顔色が気になる。

確認を繰り返す。

我慢する。

自分を責める。

これらは別々の問題に見えます。

それぞれについて対処法を探すこともできますし、それが役立つ場面もあるでしょう。

一方で、違う悩みに見えていても、そこには共通する認識や反応の働きが関わっていることがあります。

そして、この仕組みは悩みがあるときだけに働くわけではありません。

同じ言葉を聞いても、人によって受け取り方が違うのはなぜでしょう。

相手の表情が変わっただけで、自分の行動まで変わるのはなぜでしょう。

何も起きていないのに、まだ起きていない未来を考えて不安になるのはなぜでしょう。

欲しかったものが手に入ったのに、また別の不足が気になるのはなぜでしょう。

人間の仕組みを知ることは、悩みを理解するだけでなく、自分や他人のさまざまな振る舞いが、なぜ起きるのかを知ることにもつながります。


基礎講座で使う「人間を見るための地図」

そとがわメソッドでは、人の中で起きていることを整理するために、いくつかの目印を使います。

出来事・いろづけ(意味づけ)・予測・一次反応・二次反応・表出。

さらに、記憶や経験、身体や神経系、感情や思考、比較、承認、正しさ、自己否定なども扱います。

これらは、人間の反応を理解するための見取り図です。

たとえば、「返信が遅い」という出来事があったとします。

そこに「嫌われたのかもしれない」という意味がつくことがあります。

不安を感じたり、何度も通知を確認したり、追加でメッセージを送ったりすることもあるでしょう。

このとき、起きた出来事と、自分の中で生まれた意味や反応は、同じものではありません。

それぞれを区別すると、何が起きていたのかを、より具体的に見ることができます。

用語を正しく暗記することが目的ではありません。

日常の出来事を、人間の仕組みとして読み解くための地図を持つこと。

それが基礎講座の役割です。


基礎講座で扱う内容

序章|基礎講座の歩き方とスタートワーク

講座で何を学び、どのように使うのかを確認します。

今の自分が、普段どのように出来事や反応を見ているのかを振り返り、学習の出発点を整理します。

第1章|人の反応構造

身体の反応、そこに重なる意味づけ、言葉や行動としての表出などを区別して理解します。

「頭では分かっているのにできない」という場面で、知識や意思だけでは説明しきれない何が起きているのかを考える土台になります。

第2章|意味づけと記憶の構造

同じ出来事でも、人によって受け取り方が違うのはなぜでしょうか。

出来事に意味がつく働きと、これまでの経験や記憶との関係を整理します。

過去を書き換えることではなく、今の反応が成立している背景を理解するための章です。

第3章|神経系と感情の構造

身体や神経系、感情の働きを扱います。

不安や緊張などを単に「考え方の問題」とするのではなく、身体の状態と意味づけがどのように関わっているのかを整理します。

第4章|比較・承認・正しさの構造

人と比べる。

認めてもらいたくなる。

正しくなければと思う。

その働きが、どのような場面で自分への評価や自己否定につながるのかを見ていきます。

第5章|「気づいている私」の基本構造

何かに反応していることと、

「今、自分は反応している」

と気づいていること。

その違いを扱います。

反応を消したり、いつも落ち着いている状態を目指したりするのではなく、反応とそれに気づく視点を区別するための章です。

終章|理解で起きた変化を観察する終章ワーク

学習の前後で、出来事や反応の見え方にどのような違いがあったのかを振り返ります。

変化の大きさを採点するためではなく、自分が理解したことや、まだ分からないことを確認するためのワークです。


知識を増やすだけではなく、つながりを理解する

心理学。

脳や神経系。

認知。

発達。

愛着。

潜在意識や思い込み。

すでに、いろいろなことを学んできた方もいると思います。

そとがわメソッドは、それらを否定するものではありません。

また、それぞれの専門分野を一つずつ深く学ぶ講座でもありません。

基礎講座で扱うのは、**「人間の中では、何がどのようにつながって起きているのか」**という地図です。

すでに知っていることがあれば、

「あのとき自分に起きていたことは、ここに関係していたのか」

と、これまで別々に考えていたことがつながって見えるかもしれません。

大切なのは、知識の数ではありません。

自分の中で起きていることを、どのように理解しているか。

その理解のための土台をつくることが、基礎講座の役割です。


無料講座との違い

無料講座は、人間の反応を結果だけで判断せず、その仕組みを見るという考え方に触れる入口です。

具体的な日常場面から、出来事と意味づけを分けて見るところから説明しています。

基礎講座では、そこから進んで、複数の働きを体系として理解していきます。

無料講座が、

「こういう見方がある」と知る入口

なら、

基礎講座は、

「その見方を支える地図を持つ」段階

です。


実践講座との違い

基礎講座と実践講座は、単純な初級・上級という違いではありません。

役割が違います。

基礎講座では、人間の仕組みを理解する。

実践講座では、理解した仕組みを使って、実際の自分を見ていく。

実践講座では、日常で起きた出来事を材料に、自分の中で何が起きていたのかを対話や個別の照合を通して確認していきます。

いわば、基礎講座で人間の取り扱い説明書を読み、実践講座で自分という実機を見ていくという違いです。

たとえば、ある出来事について、

「実際に何が起きた?」

「自分の中では何が起きた?」

「そこに、どんな意味がついた?」

「どんな反応が起きた?」

「なぜ、その行動が必要になった?」

と、具体的に確かめていきます。

基礎講座だけで、自分の反応を自在に見られるようになる必要はありません。

まずは地図を持つ。

そして、その地図を実際の自分に使えるようにしたい方が、実践講座へ進みます。

実践講座で、自分の中で何が起きているのかを自分で見られるようになったら、そとがわメソッドの本編はそこで卒業です。

学び続けなければならない仕組みではありません。


基礎講座は、反応をなくす講座ではありません

不安にならない。

傷つかない。

二度と自己否定しない。

何が起きても平気になる。

そうした状態を目標にする講座ではありません。

人間には、さまざまな反応が起きます。

不安になることもあります。

腹が立つこともあります。

傷つくこともあります。

以前と同じような反応が出ることもあります。

大切なのは、反応をなくすことではなく、何が起きているのか、なぜその反応が必要になったのかを理解すること。

それまで「直さなければいけない自分の欠点」だと思っていたことにも、別の見方が生まれるかもしれません。


こんな方へ

  • 心理学や自己啓発などを学んできたけれど、同じところで苦しくなることがある方
  • 「分かっているのにできない」が起きる仕組みを知りたい方
  • 自分の反応や行動の背景を、もっと具体的に理解したい方
  • 個別の悩みへの対処だけでなく、人間の認識や反応の仕組みそのものに興味がある方
  • 今まで学んできた知識を、ひとつの構造として整理したい方

講座内容・受講案内

講座名

そとがわメソッド 基礎講座

受講料

50,000円

学習内容

  • 序章・全5章・終章
  • スライド・ナレーションによる学習
  • スタートワーク・各種ワーク・終章ワーク
  • 個別Q&A 60分×1回

各章で仕組みを整理し、ワークを通して自分の理解や日常の反応と照らし合わせながら学習を進めます。

個別Q&Aでは、学習内容について疑問に思ったことを確認できます。

→ 基礎講座を受講する


この講座をつくった人

そとがわメソッドは、武末有希子が、人間の認識や反応の仕組みを日常の言葉で理解できるように整理してきたものです。

著書『自分を否定しない練習』でも、自己否定が生まれる背景だけでなく、意味づけや記憶、反応、観察などについて扱っています。

基礎講座では、それらの仕組みをスライド・ナレーション・ワークを通して体系的に学べるようにしています。


自分を直す前に、人間を知る

私たちは、何かがうまくいかないとき、その結果から自分を判断しがちです。

「またできなかった」

「まだ変われていない」

「次は何を直せばいいんだろう」

でも、その前に知ることができます。

なぜ、その場面ではその反応が起きたのか。

何が、その行動を必要にしたのか。

人間の中では、そもそも何が起きているのか。

そとがわメソッド基礎講座は、自分をさらに修正するための新しい正解を増やすのではなく、

自分が毎日使っている「人間」というものの仕組みを知るための講座です。

まずは、人間の取り扱い説明書を読んでみませんか。

→ 基礎講座を受講する

トップへ戻る