潜在意識を書き換える。
思い込みを変える。
前提を変える。
セルフイメージを変える。
そうすれば現実も変わる。
潜在意識について学んでいると、
こうした言葉を目にすることがあります。
実際、
考え方が変わったことで、
行動が変わった。
以前より楽になった。
同じ出来事でも受け取り方が変わった。
そういうこともあります。
だから、
「潜在意識を書き換える」という考え方そのものを、
否定する必要はありません。
ただ、
何度書き換えようとしても、
現実で何か起きると、
また同じ反応に戻る。
そんなことが続いているなら、
少し違う見方もできます。
そとがわメソッドでは、
潜在意識を、
どこか奥にある不思議な箱としてだけではなく、考えるより先に動いている反応や予測として見ることができます。
「潜在意識が変わっていない」と考える前に
たとえば、
「私は大丈夫」
と何度も言っている。
以前より、
そう思える時間も増えた。
でも、
誰かの返信が遅い。
すると、
「嫌われた?」
と思う。
仕事で注意される。
すると、
「やっぱり私はダメだ」
と思う。
頼みごとをされる。
すると、
また断れない。
あとから、
「まだ潜在意識が変わってない」
と思う。
でも、
ここで一度分けてみます。
あなたは本当に、
「大丈夫」という考えを知らないのでしょうか。
たぶん、
もう知っています。
それでも、
実際の場面になると、
別の反応が先に動く。
だとしたら、
知識を書き換えることと、現実の場面で自動的に起きる反応は、同じ場所で動いているとは限りません。
考える前に動くものがある
相手の表情が変わった。
その瞬間、
胸がざわつく。
「怒ってる?」
と思う。
何かしたかなと考える。
自分の言動を確認する。
これは、
「相手の表情を見たら不安になろう」
と決めてから起きているわけではありません。
かなり早い段階で、
反応が始まっています。
頼まれごとでも同じです。
「断ってもいい」
と頭では知っている。
でも、
頼まれた瞬間、
「断ったら悪い」
「嫌われるかも」
という感覚が起きる。
そして、
「いいですよ」
と言っている。
あとから、
「また断れなかった」
と気づく。
そとがわメソッドでは、
こうした、
意識的に考えて決めるより先に動く反応
も見ていきます。
潜在意識を「自動反応」として見ると、少し見え方が変わる
「潜在意識に、
『私はダメだ』
という思い込みが入っている」
と見ることもできます。
そとがわメソッドでは、
もう少し細かく、
こう見ることができます。
何かが起きた。
↓
そこに意味がついた。
↓
身体や感情が反応した。
↓
行動が起きた。
たとえば、
返信が来ない。
↓
嫌われたかもしれない。
↓
不安になる。
↓
何度もスマホを確認する。
この流れが、
何度も自動的に起きている。
そう考えると、
「潜在意識」という言葉で一つにまとめていたものを、
実際に何が起きているのかという流れとして見る
ことができます。
「私は嫌われる」という文章だけが動いているわけではない
潜在意識を書き換えるとき、
「私は嫌われる」
という思い込みを、
「私は愛されている」
へ変える。
そういう方法があります。
でも、
現実の場面では、
文章だけが動いているとは限りません。
相手の表情。
声のトーン。
過去の経験。
その場の状況。
身体の反応。
「このあと何か起きる」という予測。
いろいろなものが、
一緒に動いていることがあります。
だから、
言葉としては、
「私は愛されている」
と思えていても、
相手の表情が変わった瞬間には、
古い反応が出ることがあります。
それを、
「書き換えが足りない」
だけで見る必要はありません。
自動反応には、その場での理由があることがある
たとえば、
人の顔色を確認する。
一見すると、
やめたい癖に見えます。
でも、
もし過去に、
相手の機嫌を早く察知することで、
怒られることを避けられた。
揉めごとを減らせた。
安全を確認できた。
そんな経験があるなら、
顔色を確認する反応には、
何かしらの意味が成立している可能性があります。
だから、
「人の顔色を気にしない」
と書き換えるだけでは、
現実でまた確認することがあります。
反応が、
まだ何かを守るために使われているからです。
そとがわメソッドでは「消す」より先に「なぜ必要か」を見る
ここが、
そとがわメソッドで大切にしている部分です。
不安が出た。
だから消そう。
人の顔色を見た。
だからやめよう。
断れなかった。
だからできるようになろう。
自己否定した。
だから肯定しよう。
すぐに反対側へ動く前に、
なぜその反応が必要になったのか
を見ます。
何を避けようとしている?
何を守ろうとしている?
何が起きると予測している?
その反応がなかったら、
何が困る?
ここが見えてくると、
反応は単なる「悪いプログラム」ではなく、
自分の中で成立している仕組みとして見えてきます。
「書き換える対象」が増え続けることもある
潜在意識を変えようとしていると、
次々と新しいものが見つかることがあります。
お金のブロック。
人間関係のブロック。
自己価値のブロック。
受け取りのブロック。
行動のブロック。
一つ外したと思ったら、
また別のものが出てくる。
すると、
「まだ何かある」
「もっと深い原因がある」
「まだ書き換えが必要」
となる。
もちろん、
いろいろなテーマがあること自体は不思議ではありません。
ただ、
いつも、
問題を持っている自分を探す方向
へ進んでいるなら、
別の見方もできます。
「変えなければいけない私」が前提になっていないか
潜在意識を変える。
思い込みを変える。
ブロックを外す。
それを続けるとき、
知らないうちに、
「今の私は何かがおかしい」
「このままではダメ」
「もっと変わらないと」
という前提が残ることがあります。
すると、
一つ変わっても、
また次の問題を探します。
これは、
潜在意識という考え方が悪いわけではありません。
ただ、
変えるための道具が、終わらない自己修正に使われている
ことがあります。
潜在意識を「敵」にしなくてもいい
自動的に起きる反応を、
「潜在意識が邪魔している」
と見ることもできます。
でも、
もしその反応が、
何かを守るために作られているなら、
敵にしなくてもいいかもしれません。
不安。
警戒。
確認。
回避。
人に合わせること。
自分を責めること。
それぞれ、
なぜその場で必要なのか。
そこを見る。
すると、
「消すべき悪い反応」
だったものが、
なぜそう動いているのかを観察できるもの
に変わります。
自動反応だから、変わらないという意味ではありません
ここで、
「自動反応なら変えられないの?」
と思うかもしれません。
そういう意味ではありません。
人の反応や行動は変わることがあります。
ただ、
そとがわメソッドでは、
変えることを最初の目的にしません。
まず、
今何が起きているのかを見る。
出来事と、
そこについた意味を分ける。
反応を見る。
その反応に対して、
さらに何が起きているかを見る。
そして、
なぜその仕組みが必要なのかを見る。
すると、
今まで一つしかなかったように見えた行動に、
別の選択肢が見えてくることがあります。
変化は、
そこから起きることがあります。
「潜在意識を書き換える」と「仕組みを見る」は対立しなくていい
今まで、
潜在意識について学んできた。
アファメーションもした。
思い込みも見た。
ブロックも外した。
それを、
全部捨てる必要はありません。
役に立ったものがあるなら、
そのまま使って構いません。
そとがわメソッドでは、
それらとは別に、
実際の場面で何が起きているのかを見る地図
を持ちます。
「私はダメだ」という思い込み。
その言葉だけではなく、
何が起きたときに、
その言葉が出るのか。
その瞬間、
何を危険だと見ているのか。
その反応で、
何を守っているのか。
そこまで一緒に見ることができます。
潜在意識が変わったかを「反応がなくなったか」だけで判断しなくてもいい
以前は、
相手が不機嫌になると、
すぐ謝っていた。
今は、
不安にはなる。
でも、
少し待てる。
以前は、
断ることができなかった。
今は、
怖さはあるけれど、
「今日は難しいです」
と言えることがある。
反応そのものは、
まだ出るかもしれません。
でも、
行動は以前と同じとは限りません。
反応が出ることと、その反応しか選べないことは別です。
だから、
「まだ不安になるから潜在意識が変わっていない」
と一つの基準で判断しなくても構いません。
無料講座では、自分の中で起きている流れを順番に見ていきます
潜在意識。
思い込み。
前提。
自動反応。
いろいろな言葉で説明されてきたものがあります。
そとがわメソッドでは、
それらのどれかを正解にするのではなく、
実際の日常で、自分の中に何が起きているのか
を見ていきます。
頭では分かっている。
それでも、
現実で何か起きると、
考えるより先に反応する。
そして、
その反応に対して、
「またできなかった」
「まだ変わっていない」
とさらに反応する。
無料講座では、
こうした流れを、
日常の具体的な出来事から順番に見ていきます。
今まで学んできたものを捨てる必要はありません。
それぞれが見ていたものを、一枚の地図で見てみませんか。
潜在意識をもっと上手に書き換えるためではなく、
「潜在意識」と呼んできたものが、自分の日常ではどう動いているのかを見るための入口
としてご覧ください。
よくある質問
そとがわメソッドでは、潜在意識は存在しないと考えるんですか?
そういう話ではありません。
「潜在意識」という言葉には、
さまざまな使われ方があります。
そとがわメソッドでは、
その言葉が正しいか間違っているかを決めるより、
実際に自分の中で何が起きているのか
を見ます。
潜在意識という言葉を使っても構いません。
その中身を、
出来事・意味・反応・行動として分けて見ることもできます。
潜在意識を書き換える方法はやめた方がいいですか?
やめる必要はありません。
役に立っているなら、
続けることもできます。
この記事で伝えているのは、
書き換えが悪いということではなく、
何度書き換えても同じ反応へ戻るなら、
別の見る場所もある
ということです。
自動反応は過去の経験から作られるんですか?
過去の経験が関係していることはあります。
ただ、
そとがわメソッドでは、
必ず過去の原因を特定しないと見られないとは考えません。
今の出来事で、
何を危険だと見ているのか。
何を避けようとしているのか。
そこから見ることもできます。
反応の理由が分かれば、自然に消えますか?
必ず消えるとは言えません。
理由を理解することを、
「反応を消すための方法」
にしてしまうと、
また新しい自己修正になることがあります。
そとがわメソッドでは、
まず仕組みを見る。
そのうえで、
どう行動するかを選べる余地を増やしていきます。
潜在意識が現実を作るという考え方とは違うんですか?
見ている角度が少し違います。
そとがわメソッドでは、
「潜在意識が外側の現実そのものを作っている」と断定するより、
自分が何に注意を向け、
どう意味をつけ、
どう反応し、
どう行動するのかを見ることができます。
同じ出来事でも、
意味づけや反応が違えば、
経験する現実の見え方や、その後の行動が変わることがあります。
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潜在意識という言葉を捨てなくても、自分の中で起きていることは見られる
潜在意識。
思い込み。
セルフイメージ。
ブロック。
自動反応。
それぞれの言葉で、人の中で起きていることを見ることができます。
そとがわメソッドでは、
「潜在意識という考え方は正しいのか」
「書き換える方法は間違っているのか」
を決めることを目的にしていません。
見るのは、
実際の出来事が起きたとき、自分の中で何が起きているのか。
何を意味として足したのか。
何が起きると予測したのか。
身体や感情はどう反応したのか。
そのあと、どんな行動になったのか。
さらに、その反応を見て自分が何を判断したのか。
そして、
なぜその仕組みが、その場では必要になっているのか。
そこまで分けて見ることができます。
今まで学んできたものを捨てる必要はありません。
「潜在意識」という一つの言葉で見ていたものを、もう少し細かく分けて見てみたい方は、無料講座0時間目からご覧ください。

そとがわメソッド開発者。心理学・自己啓発・潜在意識などを学んでも自己否定が終わらなかった自身の経験から、「自分を変える前に、何が起きているのかを見る」そとがわメソッドを開発。著書『自分を否定しない練習』。
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