人から嫌われるのが怖いのはなぜ?「嫌われたら何が起きる?」まで見てみる

人から嫌われるのが怖い。

相手の表情が少し変わると、

「何かしたかな」

と気になる。

返信が遅いと、

「嫌われたかもしれない」

と思う。

断りたいことがあっても、

「感じ悪いと思われたらどうしよう」

と考えて引き受ける。

言いたいことがあっても、

相手の反応を考えると飲み込んでしまう。

そんなことはないでしょうか。

人から嫌われるのが怖いとき、

よく、

「全員に好かれる必要はない」

「嫌われても大丈夫」

「他人の評価を気にしすぎないようにしよう」

と言われます。

頭では、その通りだと思うこともあります。

でも、

分かっていても怖い。

その場合、

「どうすれば嫌われることを気にしなくなる?」

の前に、

そもそも「嫌われたら何が起きる」と感じているのか。

そこまで見てみてもいいかもしれません。

目次

「嫌われた」と感じる前に、何が起きた?

たとえば、

相手にメッセージを送った。

数時間、返信が来ていない。

ここで起きた出来事は、

まだ返信が来ていない。

です。

そのあと、

「いつもより遅い」

「何か変なこと言ったかな」

「怒ってるかもしれない」

「嫌われたかもしれない」

と続くことがあります。

すると本人の中では、

返信が来ない=嫌われた

という一つの出来事のように感じます。

でも、

分けて見ると、

「返信が来ていない」という出来事と、

「嫌われた」という判断は同じではありません。

返信が遅いだけで「嫌われた気がする」場合は、返信が遅いと嫌われた気がするのはなぜ?返事が来ない不安で起きていることでも詳しく扱っています。

実際に嫌われることもある

もちろん、

人から嫌われることはあります。

相手が不満を持つこともある。

考え方が合わないこともある。

距離を置かれることもある。

そとがわメソッドでは、

「嫌われたと思うのは全部あなたの思い込みです」

という話にはしません。

見るのは、

実際に起きたことと、そのあと自分の中で何が起きているのか

です。

たとえば、

相手から

「今回は一緒に行かない」

と言われた。

ここで起きたことは、

相手が今回は一緒に行かないと伝えたことです。

そこから、

「嫌われた」

「もう誘ってもらえない」

「みんなから距離を置かれる」

「私には人と関わる価値がない」

まで広がっているなら、

いくつか別の処理が続いています。

怖いのは「嫌われること」そのもの?

ここで、

少しだけ先を見てみます。

もし、

本当に誰か一人に嫌われたとしたら、

何が起きると思っているでしょうか。

関係がなくなる?

一人になる?

仲間から外される?

悪口を言われる?

仕事で不利益が出る?

「性格が悪い人」だと思われる?

自分には価値がないと感じる?

人によって、

「嫌われる」の先に予測していることは違います。

つまり、

怖いのは、

「嫌われる」という言葉そのものではなく、その先にある何か

かもしれません。

相手の反応を確認する必要が生まれる

「嫌われたら困る」

という予測があると、

相手の反応を細かく確認する必要が出てきます。

表情を見る。

声のトーンを聞く。

LINEの文面を何度も読む。

返信時間を気にする。

機嫌を確認する。

自分が何か失礼なことを言っていないか振り返る。

すると、

普段なら気にならない小さな変化も、

重要な情報になります。

相手の顔色を細かく確認してしまう場合は、人の顔色をうかがうのをやめたいのにやめられない理由も近いテーマです。

嫌われないための行動が増えていく

相手の反応を危険情報として見るようになると、

今度は、

嫌われないために行動を調整することがあります。

断らない。

反対意見を言わない。

相手に合わせる。

返信を早くする。

必要以上に謝る。

頼まれていないことまでやる。

不機嫌そうなら機嫌を取る。

こうした行動だけを見ると、

「優しい人」

「気が利く人」

「人に合わせられる人」

に見えることもあります。

でも、

本人の中では、

「これをしないと関係が危ない」

という反応から必要になっている場合があります。

断ると嫌われそうで怖くなる場合は、断ると嫌われそうで怖いのはなぜ?「断る=関係が悪くなる」になる仕組みでも扱っています。

「嫌われない自分になろう」が新しい課題になることもある

嫌われるのが怖いと、

今度は、

「他人の目を気にしない人になりたい」

と思うことがあります。

自分軸で生きたい。

堂々としたい。

人にどう思われても平気になりたい。

それで楽になることもあります。

ただ、

相手の反応が気になるたびに、

「また他人軸になってる」

「まだ人の目を気にしてる」

「全然変われてない」

と、

今度は自分を採点し始めることもあります。

すると、

最初は

「相手の反応が気になった」

だったものが、

「人の目を気にする私はダメ」

という別の問題になります。

「嫌われるのが怖い」を細かく見てみる

たとえば、

相手の返事が短かった。

胸がざわついた。

「怒ってる?」と思った。

「嫌われたかもしれない」と考えた。

「関係が悪くなるかもしれない」と予測した。

不安になった。

過去のやり取りを読み返した。

何か悪いことをしていないか考えた。

追加でメッセージを送りたくなった。

ここまで分けると、

最初から

「嫌われるのが怖い」

という一つのものがあったわけではありません。

いくつかの処理が続いています。

ここで見るのは、

「嫌われることを怖がるな」

ではありません。

何が起きた?

そこに何を足した?

その先に何が起きると思った?

身体や感情はどう反応した?

そのあと何をする必要が出た?

という流れです。

「見捨てられる」と「嫌われる」がつながっている場合もある

人によっては、

嫌われることが、

そのまま

「見捨てられる」

「一人になる」

という意味になっていることがあります。

すると、

少し距離を感じただけでも、

関係が終わるような怖さが出ることがあります。

この場合、

「気にしすぎ」

だけでは説明しきれません。

本人の中では、

関係の変化が、

安全に関わる情報

として扱われている可能性があるからです。

相手の反応を何度も確認せずにいられない場合は、見捨てられ不安がしんどい|相手の反応を確認せずにいられないのはなぜ?も参考になるかもしれません。

嫌われる可能性があっても、見ることはできる

誰からも嫌われない人になることはできません。

反対に、

「嫌われても全然平気な人」

になる必要もありません。

嫌われたくないと思うこともある。

人の反応が気になることもある。

関係を失いたくないと思うこともある。

その反応が起きたとき、

すぐに、

「だから相手に合わせなきゃ」

「謝らなきゃ」

「本音を隠さなきゃ」

と動く前に、

今、自分の中で何が起きているのか

を見ることはできます。

反応があることと、

その反応に従わなければならないことは、

同じではありません。

「嫌われない方法」の前に見られること

人の反応が気になったとき、

少しだけ手前から見てみます。

実際に何があった?

相手は何と言った?

何を見た?

そこにどんな意味がついた?

嫌われたら何が起きると思った?

身体や感情はどう反応した?

そのあと何をしたくなった?

そして、

なぜ、その行動が必要になったんだろう?

「嫌われるのが怖い自分」を直すのではなく、

その怖さがどう出来上がって、

どんな行動を必要にしているのかを見る。

そこから始めることもできます。


人の顔色を見る。

断れなくなる。

返信を何度も確認する。

言いたいことを飲み込む。

一見すると別々の悩みに見えます。

でも、

その奥で、

「嫌われたら何が起きる?」

という同じ予測が動いていることもあります。

さらに、

嫌われない方法を増やす前に、

出来事と、

そこについた意味、

その先の予測、

反応、

必要になった行動を、

一度分けて見てみてください。

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無料講座では、「人から嫌われても平気になる方法」ではなく、自分の中でこうした反応がどう出来上がっているのかを順番に見ていきます。

よくある質問

実際に嫌われている場合はどうすればいいですか?

実際に相手が自分を好ましく思っていない場合もあります。

この記事では、相手の気持ちを「全部思い込み」と扱うことはしません。

見るのは、実際に確認できることと、その事実から自分が何を予測し、どんな行動が必要になっているのかです。

人から嫌われたくないと思うのは悪いことですか?

悪いことではありません。

人との関係を大事にしたいと思うことも自然です。

ただ、「嫌われないために何をしているのか」「それをしないと何が起きると思っているのか」は分けて見ることができます。

嫌われるのが怖くても、本音を言った方がいいですか?

本音を言うことを新しい正解にはしません。

言う場合も、言わない場合もあります。

大事なのは、「言わない」と選んだのか、「言ったら危険だと感じて言えなかった」のかを見られることです。

人の目を気にしなくなるまで練習した方がいいですか?

人の目が気にならなくなることをゴールにしなくても構いません。

気になったときに、自分の中で何が起き、そのあと何をしようとしているのかが見えると、反応だけで行動を決めなくて済む余地が生まれます。

関連記事

まずは無料講座から

相手の反応。

そこについた意味。

「嫌われたら何が起きる?」という予測。

身体や感情の反応。

そして、

そのあと必要になった行動。

それぞれを一度分けて見てみる。

無料講座では、人に嫌われない自分になるためではなく、自分の中で何が起きているのかを見るための仕組みを0時間目から扱っています。

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この記事を書いた人

そとがわメソッド開発者。心理学・自己啓発・潜在意識などを学んでも自己否定が終わらなかった自身の経験から、「自分を変える前に、何が起きているのかを見る」そとがわメソッドを開発。著書『自分を否定しない練習』。
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