相手の表情が怖いのはなぜ?顔つきの変化に強く反応してしまう仕組み

目次

相手の表情が怖いのはなぜ?

話していた相手の顔から、

ふっと笑顔が消れた。

眉間にしわが寄った。

少し険しい顔になった。

返事は普通なのに、

表情だけが気になる。

すると、

身体が緊張する。

「怒ってる?」

「何か変なこと言った?」

「私に不満がある?」

と考え始める。

相手から何か言われたわけではない。

それでも、

顔を見た瞬間に怖くなる。

そんなことがあります。

相手の表情が気になると、

「人の顔色を気にしすぎなのかな」

「もっと気にしないようにした方がいいのかな」

と思うことがあります。

でも、

表情そのものより、

その表情のあとに何が起きると思っているのか

を見ると、

反応の理由が見えてくることがあります。

「表情が変わった」と「怒っている」は同じではない

たとえば、

目の前の人が、

少し険しい顔をしたとします。

実際に確認できるのは、

「相手の表情が変わった」

ということです。

でも、

自分の中では、

「怒っている」

「機嫌が悪い」

「自分に不満がある」

と受け取ることがあります。

すると、

ただ表情が変わっただけではなく、

「このあと責められるかもしれない」

「嫌われるかもしれない」

「評価が下がるかもしれない」

というところまで一気につながることがあります。

そうなれば、

身体が緊張したり、

怖くなったりするのも不自然ではありません。

怖いのは、表情そのものではないことがある

相手の顔が険しい。

それだけなら、

ただの表情の変化です。

でも、

その先に、

怒られる。

責められる。

無視される。

嫌われる。

関係が悪くなる。

仕事で不利益が出る。

何か対応しなければならなくなる。

ということまで起きると受け取っていたら、

その表情は、

ただの見た目ではなくなります。

だから、

「なんでこんな顔くらいで怖くなるんだろう」

ではなく、

「この顔のあと、何が起きると思っていたんだろう」

と見る方が、

自分の反応を理解しやすくなります。

表情を見た瞬間に、身体が先に反応することもある

人はいつも、

ゆっくり考えてから反応するとは限りません。

顔を見た瞬間に、

胸がざわつく。

身体が固くなる。

声が出にくくなる。

頭が真っ白になる。

そのあとで、

「怒ってるのかな」

「何かしたかな」

と考えることもあります。

だから、

「考えすぎないようにしよう」

と頭で分かっていても、

反応そのものは起こることがあります。

知識が足りないというより、

その場では、

もう何かが起きると受け取っている。

そういうこともあります。

誰の表情でも怖いわけではないなら、違いが手がかりになる

友達の無表情は平気。

でも、

上司の無表情は怖い。

知らない人なら気にならない。

でも、

パートナーの顔が曇ると落ち着かない。

Aさんの険しい顔は気にならない。

でも、

Bさんが少し黙るだけで身体が緊張する。

そんな違いがあるなら、

「私は人の表情が怖い性格」

だけでは説明しきれないことがあります。

上司なら、

「評価が下がるかもしれない」。

パートナーなら、

「関係が悪くなるかもしれない」。

特定の相手なら、

「このあと責められるかもしれない」。

同じ表情でも、

その先に予測していることは、

相手や状況によって変わります。

「無表情」が怖いこともある

怒った顔だけが怖いとは限りません。

何を考えているか分からない顔。

反応がない顔。

笑っていない顔。

そういう表情が気になる人もいます。

この場合、

「怒っている」

と確定しているというより、

相手がどういう状態なのか分からない

こと自体が気になっている場合があります。

すると、

相手の表情を何度も見る。

声のトーンを確認する。

話しかけて反応を見る。

理由を探す。

という行動につながることがあります。

「顔色を見すぎる」の前に、

なぜ確認したくなるのかを見ると、

別の見え方になることがあります。

ここまで読んで、

「表情が怖いというより、そのあと何が起きるか分からないのが怖いのかもしれない」

と思った方は、無料講座0時間目から自分の反応の仕組みを見てみてください。

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相手の表情を気にしない人になるためではなく、自分の中で何が起きているのかを見るための入口です。

相手の表情と、その理由は別

相手が険しい顔をしている。

これは、

実際に見えていることかもしれません。

でも、

なぜその顔をしているのかは、

表情だけでは分からないことがあります。

仕事のことを考えている。

体調が悪い。

疲れている。

別のことで腹を立てている。

集中している。

ただ無表情になっただけ。

もちろん、

本当に自分に怒っていることもあります。

大切なのは、

「絶対に自分のせいではない」

と思い込むことでも、

「きっと自分のせいだ」

と決めることでもありません。

分かっていることと、まだ分からないことを分けることです。

現実に怖い相手なら、自分の受け取り方だけの問題ではない

ここは分けて考える必要があります。

相手が実際に、

怒鳴る。

威圧する。

表情や態度で圧をかける。

突然攻撃的になる。

不機嫌になると周囲に当たる。

そういう人なら、

その表情を見て緊張することには、

現在の環境も関係している可能性があります。

その場合まで、

「気にしすぎ」

「自分の受け取り方の問題」

にする必要はありません。

距離を取る。

相談する。

役割や連絡方法を変える。

必要なら環境そのものを見直す。

そういう外側の対応が必要なこともあります。

自分の中で何が起きているかを見ることと、

現実の問題に対応することは別です。

「また顔色を気にしてる」と、自分を責めることもある

相手の表情が気になったあと、

「また人の顔色を気にしてる」

「こんなことで怖がるなんて弱い」

「もっと堂々としなきゃ」

「自分軸にならないと」

と、自分を責めることがあります。

すると、

最初は、

相手の表情に対する怖さだったのに、

そのあと、

「顔色を気にする自分はダメ」

という苦しさまで増えます。

ここで、

「気にしない人にならなきゃ」

を新しい目標にすると、

また自分を採点する材料が増えることがあります。

だから、

まずは、

なぜその表情に反応したのかを見る。

そこからで十分です。

表情が怖くなくなることだけを目標にしなくてもいい

「人の顔を見ても何も感じない人になりたい」

と思うこともあるかもしれません。

でも、

人の表情は、

コミュニケーションの情報の一つです。

怒っていそうなら、

それに気づくこともできます。

困っていそうなら、

声をかけることもできます。

問題なのは、

表情を感じ取ることそのものではありません。

相手の顔が変わった瞬間に、

「自分が悪い」

「何とかしなければ」

「相手の機嫌を戻さなければ」

という一つの方向しかなくなることです。

反応があっても、

確認する。

何もしない。

少し様子を見る。

自分のやることを続ける。

必要なら距離を取る。

選択肢が残っていることが大切です。

今日見るなら、この一つ

次に、

誰かの表情を見て怖くなったとき、

すぐに、

「何かしたかな」

「どうすれば機嫌が直るかな」

へ進む前に、

一つだけ見てみてください。

「この表情のあと、私は何が起きると思った?」

怒られる?

否定される?

無視される?

嫌われる?

評価が下がる?

関係が悪くなる?

何か対応しなければならなくなる?

何が出てくるかは、人によって違います。

一つだけとも限りません。

今見えるものが全部とも限りません。

正しい答えを出す必要もありません。

まず、

相手の表情と、

そのあと自分が予測したことを、

一度分けて見る。

そこが入口です。

相手の顔ではなく、自分の中で起きたことを見る

相手の表情が変わる。

怖くなる。

理由を探す。

自分のせいだと思う。

相手の様子を確認する。

何とかしようとする。

こうしたことが、

かなり早く起きることがあります。

これを、

「私は人の表情が怖い人だから」

だけで終わらせなくてもいい。

相手の表情を見たとき、

自分は何を受け取ったのか。

そのあと、

何が起きると思ったのか。

そこが見えると、

なぜその表情がそれほど気になっていたのかが分かることがあります。

そとがわメソッドでは、

「顔色を気にしない人」になるためではなく、

自分の中で何が起きているのかを見て、

その場で選べる行動を増やしていくことを大切にします。

無料講座0時間目「分かっているのに、やめられない理由」では、知っているのに同じ反応が起きる仕組みを、初めての方にも分かる形で解説しています。

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「人の顔色を気にしないようにする」という次の努力を増やすためではなく、自分の仕組みを実際に見られるようになるための入口としてご覧ください。


よくある質問

本当に相手が怒っていたらどうすればいいですか?

実際に怒っている場合もあります。

そとがわから見ることは、

「相手は怒っていないと思い込むこと」ではありません。

必要なら、

何か問題があるのか確認することもできます。

具体的な指摘があれば対応できます。

見るのは、

相手が怒っていることと、

「だから全部自分のせいだ」

「すぐ何とかしなければ」

までを一つにしないことです。

表情を読むのをやめた方がいいですか?

やめる必要はありません。

相手の表情は、

コミュニケーションの情報の一つです。

ただ、

表情を見た瞬間に、

一つの意味や一つの行動へ決まってしまっているなら、

その間に何が起きているのかを見ることができます。

過去の経験が原因ではないんですか?

関係している場合もあります。

ただ、

必ず過去だけが原因とは限りません。

今の相手との関係。

現在の環境。

立場。

実際にその相手から受けた経験。

その場の状況。

いくつもの要素が影響している場合があります。

原因を一つに決めず、

今見える範囲から確認していきます。

また顔色を気にしたら、変わっていないということですか?

そうとは限りません。

同じように相手の表情が気になっても、

「今、自分に怒っていると受け取ったんだな」

と見えることがあります。

すぐ謝うのではなく、

少し様子を見ることができるかもしれません。

必要なときだけ確認できるかもしれません。

同じ反応が出ても、

そのあとまで以前と全部同じとは限りません。


関連記事

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相手の表情や機嫌を確認し続け、自分の行動を調整してしまう場合はこちら。

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実際に起きたことと、自分の中でついた意味を分ける考え方はこちら。

→ なぜ反応が起きるのか

反応が起きる仕組みをもう少し詳しく見たい場合はこちら。

もう少し、自分の中で起きていることを見てみたい方へ

相手の表情が変わった。

それだけなのに、

「怒ってる?」
「私が何かした?」
「このあと何か言われるかも」

と、急に怖くなる。

そんなときは、

表情を気にしないようにする前に、

その表情を見た瞬間、自分は何を意味づけて、そのあと何が起きると予測したのか

を見てみることもできます。

そとがわメソッドの無料講座では、

実際に起きた出来事。
そこについた意味。
そのあと起きると思ったこと。
反応。
行動。

を順番に分けて見ていきます。

相手の表情の理由を、
最初から「自分のせい」と決める必要も、
「絶対に自分とは関係ない」と決める必要もありません。

分かっていることと、まだ分からないことを分けながら、自分の中で何が起きているのかを見てみませんか。

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この記事を書いた人

そとがわメソッド開発者。心理学・自己啓発・潜在意識などを学んでも自己否定が終わらなかった自身の経験から、「自分を変える前に、何が起きているのかを見る」そとがわメソッドを開発。著書『自分を否定しない練習』。
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